痩せたい場所を叩いて部分痩せしよう!毎日続ければ少しずつ脂肪を燃焼して引き締まる?

ダイエットには、全身痩せる方法と部分痩せというのがありますよね。女性なら、胸はそのままキープしたいけど、ウエスト周りや太ももは引き締めたい!という人も多いでしょう。
では、部分痩せって実際にできるのでしょうか。今回は、叩いて痩せる!?そんな部分痩せについてお伝えします。
気になる部位を叩く効果
気になる部位を叩くことで、まず代謝がアップします。お腹や太ももの付け根あたりを叩くと、リンパの流れがよくなります。
リンパが滞っているところを刺激すると、ぷよぷよしていた部分が引き締まってくるのです。
また、叩くということで、筋肉にも刺激を与えることができます。
筋肉の奥に働きかけられるので、運動をしなくても筋肉を活性化させることができるのです。
また、お腹周りを叩くことで、腸にも刺激がいきます。すると、便秘解消にもつながるのです。
便秘気味だな……とか代謝が悪いな……と思ったら、脚の付け根であるそけい部を叩いてみましょう。
そけい部は、ちょうどリンパの流れを促す分岐点となっています。
滞りがちなので、そけい部でリンパの流れがとまっていると、下半身に血がよくまわらないのです。
そのため、そけい部を刺激することで血流がよくなり、便秘も解消されます。
他にも、そけい部を刺激することで、生理通の改善がみられたり、脚のむくみもとれるという効果が期待できます。
たたくときは、強くたたかないこと。軽くトントンと叩くくらいにして、慣れてきたら力を強くしていきましょう。
慣れると思いっきり叩いても、痛さよりも脂肪が落ちている効果を実感できるようになっているはずです。
つまんで部分痩せ!?
さて、痩せたい部分やリンパの流れをよくするために、叩く方法があることをお伝えしました。
実は、叩くということ以外にも、部分痩せができる方法があるのです。
それは、「つまむ」こと。
皮膚をつまんだり、引っ張ったりするだけで、効果があるといわれています。
部分痩せできるだけでなく、肌が若返ったり、免疫力アップ、疲労回復というよな美容面と健康面におすすめなのです。
皮膚をつまむということをすると、ポンプのような役割を与えます。
ポンプが動くと体内の血液がスムーズに運ばれます。
その結果、痩せたい部位を叩くという方法と同じような効果が期待できるのです。
また、皮膚をつまむと、皮下脂肪の代謝もよくなります。すると、脂肪が燃えやすい状態になるのです。
お腹周り以外にもつまむと部分痩せは期待できますが、お腹周りは特に部分痩せに向いています。
なぜかというと、お腹は内臓機能がたくさん備わっている場所。
なので、集中してつまんだり叩いたりすることで、内臓の働きを促すのです。
部分痩せの方法
では、気になる部分痩せの方法をいくつかご紹介します。叩くことも大切ですが、マッサージや筋トレの方法もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
脚の部分痩せ
脚の部分痩せにおすすめのマッサージ方法
座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事は特に、重力の影響によりむくみがちですよね。
夕方になると、脚がパンパンという女性も多いことでしょう。そんなときは、脚のマッサージをするのがおすすめです。
むくみをとり、部分痩せにも効果があります。
まず、ポイントはリンパ節。脚には、そけい部と膝の裏にもリンパ節があります。
最初に、膝の裏をほぐすようにマッサージしていきましょう。
- 好きな香りのマッサージオイルなどを脚全体に広げる。
- 手でこぶしを作り、すねにあてる。
- 下から上にリンパを流すイメージで、こぶしを滑らせる。
- 両手でふくらはぎを包み、下から上へもみほぐす。
- 両手で膝の裏を押すようにマッサージする。
- 雑巾を絞るように、太ももをねじる。
- そけい部周りを押す。
- 脚全体のリンパ液を流すように、下から上へとマッサージする。
脚の部分痩せにおすすめの筋トレ方法
下半身を簡単に鍛えるのにおすすめなのが、ブルガリアンスクワット。
下半身全体を引き締め、さらにヒップアップの効果もあります。
- 膝の高さくらいの台を用意する。
- 台に背中を向けて立つ。
- その状態で片足を台にのせる。
- 背すじを伸ばしたまま、体を落とす。
◆片足15回×3セット
お腹の部分痩せ
では、次にお腹の部分痩せです。お腹周りを絞りたい女性も多いので、ぜひ試してみましょう。
お腹の部分痩せにおすすめのマッサージ方法
お腹周りには多くのリンパ節があります。まずはマッサージでお腹全体をほぐすことがポイントです。
- お腹を叩いて刺激する。
- こぶしを作りお腹にあてる
- おへそを中心に時計周りに円を描く。
- お腹の肉をつまんでもみほぐす。
- 手のひらをお腹にあてて、おへそを中心に時計回りに円を描く。
- 最後に老廃物を流すイメージでそけい部までマッサージする。
お腹周りでつまむところは…以下がポイントです。
- へその左右両側
- へその下約10cmの位置
- みぞおちの下左右両側
つまみ方
- 指先を開いて皮膚にあて、皮下脂肪までつまむようにする。
- つまんだ皮膚を引っ張る
- 引っ張った皮膚を戻す
これらの流れを各1秒くらいのリズムで20~30回繰り返すこと。叩いたり、つまんだりしてマッサージをすることで、血流やリンパの流れがよくなります。
お腹の部分痩せにおすすめの筋トレ
叩いたりして、マッサージでお腹全体をほぐしたら、次はインナーマッスルを刺激する体幹トレーニングがおすすめです。筋トレしながら、腹式呼吸を意識しましょう。
- 四つん這いになる。
- おへそを背骨につけるようにしてへこませる。
- 息を短く吐き、その瞬間お腹に力をいれてへこませる。
これを10回として、3セットほど繰り返してみましょう。
二の腕の部分痩せ
次は、たぷたぷのお肉が気になる二の腕。
しっかりとケアすることで、二の腕も部分痩せの効果が高まります。
二の腕の部分痩せにおすすめのマッサージ方法
二の腕は、実はリンパの流れが悪くなりやすい部分。
というのも、猫背になりがちで血流が悪くなったり、デスクワークで長時間も同じ場所に二の腕が固定されたりするからです。
日ごろからマッサージなどを行い、リンパの流れをよくしておくことで、セルライトもできにくくなります。
- マッサージオイルを腕全体に塗る。
- 二の腕から肩の方に向かってマッサージ。
- 脇を押し、リンパ液を流す。
- 腕を真横に伸ばし、二の腕を下から絞るように上へスライドさせる。
- 二の腕を下から掴む。
- 親指で押しつつ脇の方へスライドさせる。
- 指先から脇まで、下からつかみ押しながらリンパ液を流す。
二の腕の部分痩せにおすすめの筋トレ
たぷたぷの二の腕に効く筋トレ方法です。マッサージと一緒に行うことで、より早く部分痩せが期待できます。
- 椅子のふちに逆手で手を着く
- 斜めに体を伸ばす。*床にかかとだけを着けた状態
- 肘を直角になるくらいまで曲げ、体を落とす。
- 肘を伸ばし、腕の力だけで体を元に戻す。
◆10回×3セットとし、リピートします。
本気で部分痩せなら有酸素運動+筋トレ
さらに効率よく部分痩せを狙うのなら、叩いたり、つまんだりするマッサージだけでなく、有酸素運動と筋トレを行うことがポイントです。筋トレは、上記を参考にしてみてくださいね。
有酸素運動を行うことで、気になる部位の脂肪が燃焼されるからです。痩せるには、やはり脂肪を減らさないと話になりません。そのために、有酸素運動が必要になってきます。
部分痩せのための裏ワザ!
部分痩せには、マッサージや筋トレ、そして効率よく部分痩せするには有酸素運動が大事とお伝えしました。
でも、有酸素運動が加わると、なんだか大変な感じがして、続かなさそうですよね。人にもよりますが、挫折してしまう人も少なくはないはず。
そこでおすすめの裏ワザが…キャビテーション。
エステサロンで通うこともできますが、最近では家庭用キャビテーション美容器もたくさん販売されています。
数万円~購入することができ、エステのような施術をいつでも自宅ですることができます。
キャビテーションをプラスすることで、部分痩せの効果がさらに高まります。叩いたり、つまんだりしてマッサージを行うこと。
そして、身体が温まってきたころに、キャビテーションを使用するのです。すると、部分痩せの効果が少しずつあらわれてきます。
まとめ
いかがでしたか。部分痩せは、続ければ必ず効果があります。
時間はかかりますが、叩いたり、つまんだりという刺激を与えるだけでも、効果はゼロではありません。一日では絶対に変わらないので、毎日続けるのが大切です。